
今すぐにはじめられる愛犬と絆を深める正しいしつけの基本を徹底解説!
「しつけの順番って、本当にこれであってる?」
「ダメ!と叱っても聞いてくれない」
初めて犬をお迎えした飼い主さんにとって、「しつけ」に関する悩みは尽きません。
しつけは、単なる訓練ではなく、愛犬の安全を守り、生涯の絆を深めるための大切なコミュニケーションです。
本記事では、多くの飼い主さんがつまずくポイントを解消するため、愛犬の正しいしつけ方について徹底解説します。

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吉田 未夢
岡山理科大学卒業後、ドッグスクールにて犬の訓練士(ドッグトレーナー)として活動。犬の行動と心理を深く理解し、問題行動の改善やしつけ指導を通じて、飼い主と愛犬がより良い関係を築けるよう努めている。これまでの経験を活かし、犬の一生に寄り添いながら、飼い主が安心して笑顔で過ごせるサポートを行っている。
しつけを始める前に知っておくべき3つの心構え

しつけを成功させるには、コマンドよりもまず、飼い主と愛犬の間に揺るぎない信頼関係を築くことが大切です。以下のポイントを意識するだけで、愛犬の反応は劇的に変わります。
信頼関係
飼い主さんが安心できる存在であることを教えることが、すべてのしつけの土台です。
愛犬があなたの側に寄ってきたら、おやつやおもちゃなど、愛犬にとって好きなものや興味があるものを与えましょう。「しつけをするぞ!」と気合を入れなくても、このポジティブな経験の積み重ねで、自然にあなたの側に来て、落ち着いて座るようになります。
アイコンタクト
愛犬とのしつけの第一歩として、アイコンタクトを取ることを習慣づけましょう。アイコンタクトは、愛犬が飼い主さんに意識を集中している証拠であり、すべての指示の出発点となります。
愛犬の名前を呼び、目が合った瞬間にすぐにおやつや褒め言葉を与えることを繰り返すことで徐々にアイコンタクトが取れるようになります。
ただし、初めて会った犬や信頼関係が築けていない犬に対して目を見つめる行為は威嚇と取られることがあるため、必ず信頼関係を築けた愛犬との間でアイコンタクトを取るように注意しましょう。
褒めることの大切さ
しつけにおいて、褒めることは行動を定着させる上で最も重要です。
愛犬が初めて教えた行動ができた際には、大げさなくらい褒めて成功体験を強く印象づけましょう。
褒める際、最も重要なのが、テンションのコントロールです。
褒める際に愛犬を興奮させすぎないよう、愛犬の性格やその時のテンションに応じて調整する必要があります。
例えば、すぐに興奮が上がりすぎる犬には、「よし」と一言で済ませるなど、冷静に褒めることが大切です。逆に、集中力が途切れてテンションが下がりやすい犬の場合は、しつけの途中でも遊びを挟んで気分を盛り上げ、学習へのモチベーションを維持してあげましょう。
叱り方の原則と「成功体験」の重要性
叱ることは、愛犬の安全のために必要な場合もありますが、方法を間違えると信頼関係を壊します。
叱るよりも「無視」と「代替行動」
犬のしつけにおいて、無駄吠えや噛みつきなどの問題行動に対して感情的に叱ってしまうと、犬は「叱られた」のではなく「かまってもらえた」と誤解し、かえって問題行動を繰り返す場合があります。実際、愛犬にとって叱られるよりも無視される方が苦痛に感じる場合が多いです。
効果的な対処法は、犬が望ましくない行動をした瞬間に、飼い主が背を向けてその場を離れ、無視することです。無視することにより、「その行動をしても良いことはない」と犬に学習させます。
叱る前に「噛む代わりに、おもちゃを噛む」、「吠える代わりに、おすわりをする」といった代替行動を教え、それができたらすぐに褒めることが最も大切です。ポジティブな行動を教え、褒めて強化することで、自然と問題行動を減らしていきましょう。
成功体験
しつけのトレーニングは、常に成功で終わらせることが極めて重要です。犬は「成功の習慣」でルールを覚えます。
犬は気分によって昨日できたことが今日できない時があります。もし昨日「マテ」が3秒できたのに今日は動いてしまう場合、無理をせず、2秒などに戻し、必ずクリアできるレベルで褒めて解放しましょう。トレーニングの最後に「できた!褒められた!」というポジティブな感情で終わらせることで、次回も意欲的に取り組むようになります。
子犬期と老犬期のしつけの違い

犬は何歳からでも学習が可能ですが、年齢によってトレーニングの進め方や効率が異なります。しつけが最も入りやすい子犬期と、配慮が必要な老犬期の学習における違いを解説します。
しつけをするのに最適な時期と「社会化期」
しつけは、問題行動が現れる前に、愛犬をお迎えして新しい環境に慣れたらすぐに始めることが最も適しています。
特に子犬の生後3週齢から12週齢(または16週齢)は「社会化期」と呼ばれ、様々な刺激を受け入れやすい「しつけのゴールデンタイム」です。この時期に人、音、環境(車や動物病院など)、他の動物に慣れさせておくことで、将来的な無駄吠えや噛みつきなどの問題行動のリスクを大きく軽減できます。
老犬のしつけと認知症への対応
犬のしつけは何歳からでも可能ですが、年齢が高くなるにつれて問題行動が治る確率は低くなります。
もし、老犬になってから急に問題行動が現れた場合は、単なるわがままではなく、認知症などの影響が考えられます。この場合はしつけではなく、生活環境の改善や、症状がひどい場合は動物病院に相談することをおすすめします。
基本的なコマンドとしつけ法

犬との生活をより安全で快適にするためには、基本的なコマンドの習得が不可欠です。「おすわり」、「まて」、「おいで」といったコマンドは、愛犬の興奮を抑えるだけでなく、交通事故や災害といった緊急時に命を守ることにも直結します。
教えておくべきコマンド
【おすわり】
「おすわり」は、興奮を鎮め、安全を守るための最も大切な基本のしつけです。
教える際は、おやつを犬の鼻先から頭上へ移動させ、犬が自然にお尻が下がるのを利用し、地面についた瞬間に「おすわり」と声をかけ、褒めておやつを与えます。強制はせず、声の合図だけで座れるようになるまで繰り返しましょう。
【まて(静止)】
「まて」は、危険な飛び出しを防ぐ、命を守るための重要な指示です。
教える際はまず「おすわり」をさせた後、手のひらを見せて「まて」と指示を出します。このとき、最初は1秒待てたらすぐに褒めておやつを与え、この成功体験を積み重ねながら、徐々に待つ時間や飼い主さんとの距離を伸ばしていきましょう。
【おいで(呼び戻し)】
「おいで(呼び戻し)」は、リードが外れたときや災害時など、愛犬を確実に飼い主の元へ戻らせるために必須の命を守るしつけです。
教える際は、まず犬が離れたら、「おいで」と声で呼びかけ、飼い主さんの元に戻ってきたら、大げさに褒めておやつをあげます。
必ず「おいで=楽しい経験」と結びつけ、何度でも飼い主の元へ喜んで戻ってこられるように練習を積み重ねましょう。
子犬のうちに優先すべきその他の重要なしつけ
【トイレ】
トイレは、子犬のうちに身につけさせないと、成犬になってから直すのが非常に困難になります。愛犬の排泄周期を観察し、タイミングよくトイレに誘導することが大切です。
タイミングが分からない場合は、愛犬をケージやバリケンネルから出す際に、すぐに部屋に放さず、まずペットシートを敷いたサークルに出してあげましょう。犬が寝床を汚すのを嫌う習性を利用し、バリケンから出た直後にサークル内で排泄できたら、すぐにご褒美として部屋に出すという流れを徹底します。この習慣づけにより、愛犬は「バリケンから出たらサークルでトイレをする」というルールをスムーズに覚え、サークルを排泄の場所として認識してくれるようになります。
【噛みつき】
子犬の時期に甘噛みで手を噛んでくるのは、多くの場合、愛犬が手をおもちゃだと認識して遊んでいるためです。愛犬の興味を手よりもおもちゃに向けられるよう、遊び方を工夫することが重要です。
もし愛犬が手を噛んできたら、すぐに遊びを中断し、その場を離れるといった対応を行いましょう。この行動により「噛むと楽しいことが終わる」と愛犬に学習させます。噛んでいいもの(おもちゃ)と噛んではいけないもの(手や人)を明確に教えていきましょう。
【無駄吠え】
子犬を迎えた初期は、環境の変化などで鳴くことがありますが、この鳴き声が習慣化し無駄吠えとならないよう、原因ごとに適切に対処することが重要です。
まず、愛犬が飼い主の関心や食べ物、遊びなどを要求して吠える要求吠えに対しては無視で対応し、「鳴いても良いことはない」と学習させることが鉄則です。吠えが止まり、愛犬が落ち着いた瞬間に褒めるようにしましょう。
次に、知らない人やインターホン、物音などに対する恐怖心や警戒心からくる吠えに対しては、子犬の社会化期に様々な音や刺激、人や他の犬とのポジティブな経験を多くさせ、恐怖からの吠えを少なく予防することが重要です。
また、飼い主と離れることへの極度の不安からくる分離不安による吠えもありますが、これは留守番前に大げさな挨拶をせず、落ち着いて家を出入りすることで予防し、症状がひどい場合はしつけの専門家に指導を仰ぎましょう。
【グルーミング(お手入れ)】
ブラッシングや爪切り、歯磨きなどのグルーミングは、愛犬の健康維持に欠かせません。仔犬のうちに体を触られることや、水に慣れさせておくことで、将来の病院での診察やトリミング時に愛犬が感じるストレスを大幅に軽減できます。
【バリケン(クレート)】
バリケン(クレート)は、移動手段としてだけでなく、愛犬にとって安心できる居場所を作るために有効です。本来、犬は洞窟など狭い空間で生活する動物であり、広い空間では神経質になって警戒し続けることがあります。バリケンに慣れさせておくことで、長距離移動が犬にとって苦痛でなくなるだけでなく、家の中での安心できる環境を提供できます。
しつけを成功させるために

しつけがうまくいかないと感じたとき、愛犬の集中力や能力を疑う前に、まず私たち飼い主側の接し方を見直すことが重要です。
しつけを統一する
しつけの方法は、統一することが大切です。
指示語(「おすわり」と「シット」など)や褒め方、ルールがバラバラだと、犬は混乱してしまい学習が進みません。
トレーニングは短時間(5〜10分)で行う
犬の集中力は長く続かないため、長々と続けるよりも、短い時間で集中して行い、必ず成功体験で終えることが大切です。これにより、犬は「トレーニング=楽しいもの」と認識するようになります。
プロの活用も検討する
もし何をやっても改善が見られない場合は、プロの活用も検討することが重要です。特に噛みつきや無駄吠えのしつけは、容易ではありません。一人で抱え込まず、しつけ教室やトレーナーに相談し、根本的な原因と愛犬の個性に合わせた解決策を見つけましょう。
しつけを成功させるためのPALOPAのショルダーバッグ
しつけの心得として褒めることの重要性を解説しましたが、褒めるタイミングも同様に大切です。愛犬が「何に対して褒められているのか」を正確に理解できるように、望ましい行動をした直後に褒めることが不可欠です。タイミングを逃すと、犬は行動と報酬を結びつけることができません。
PALOPAのショルダーバッグを使えば、両手がふさがらず、ご褒美をスムーズかつ即座に与えることができます。PALOPAのショルダーバッグにより、行動と報酬を正確に結びつけることが可能になり、しつけの成功率を飛躍的に高めることにつながります。
Karl (犬のお散歩ショルダーバッグ) / Dog Snack Bag Karl

Karl(犬のお散歩ショルダーバッグ)は、散歩やドッグスクールに最適な、軽くてコンパクトな多機能ショルダーバッグです。訓練中や散歩中に役立つマグネット開閉式のおやつポケットで、瞬時のご褒美を可能にします。撥水加工のリサイクル素材は環境に優しく、汚れにも強い設計です。メイン収納は貴重品を守るジッパー付きで、うんち袋ポケットなど多様な収納を完備。ストラップで3通りのスタイルを楽しめます。
Boudi(犬のおでかけ用ボトル&おやつポーチ) / Bottle Snack Bag Boudi

Boudi(犬のおでかけ用ボトル&おやつポーチ)は、水のボトルとおやつを一つにまとめて持ち運べる、犬の多機能ショルダーバッグです。撥水・防汚加工が施されているため、急な雨や泥はねも心配ありません。肩掛け、斜め掛け、腰への装着など3通りの持ち方ができ、両手を空けて愛犬との時間に集中できます。
SNSレビュー
おやつポケットはマグネットだから片手でサッと取り出せてスマート🍭
撥水性のある素材でラグーンビーチでも気にせず使えました🏝️
スタイリッシュなデザインはジェンダーレスで使えるのも嬉しいですね♪
※一部抜粋
※こちらはタイアップ投稿です
まとめ

犬のしつけ成功の鍵は、飼い主さんとの信頼関係を築くことです。
失敗を叱るのではなく、褒めることを徹底し、トレーニングは必ず成功体験で終わらせることが重要です。命を守る「おすわり」「マテ」「おいで」を優先的に教え、無視や代替行動を活用して問題行動を予防しましょう。

